2012年1月17日火曜日

Third Generation - Genius Devo's New Band!

Genius Devo's NewBand! Third Generation

続いては、ぼくらChoosersと今回のROCKSHOWを共同企画するThird Generation。
今回のROCKSHOWがデビューライブとなります。
人気者DEVOくんの新バンドという事で、注目されている方も多いのではないでしょうか。

Third Generationは、前回、前々回も登場したThe Margarettesのバック3人により、
新たに結成されたバンドで、ぼくもまだ聴いた事が無いので、その全貌は未知数です。
どんなバンド、サウンド、ライブになるか、個人的にも当日のライブを非常に楽しみにしています。


DEVOくんはずっと仲の良い友人で、とても面白いキャラクターを持った特異な人物なので、
ついふざけて、いじりつつ紹介したくなっちゃいますが(笑)、
こちらは知らない方、お客さんにバンドをご紹介する為の記事ですので、
グっとこらえて、ちょっとマジメに書きます。

DEVOくんは、The Margarettesのリーダーとして、そして全てのオリジナル曲を書くソングライターとして活躍。
The Margarettesはその華やかさ、60's ファッションに身を包んだCuteな女性ヴォーカル陣、
オブスキュアなものから王道ナンバーまで、60's Girls Pop Groupをメインに、
様々なPop/Rock'n'Rollナンバーのハイセンスなカバーの数々で、
瞬く間に札幌の60's/Rock'n'Rollシーンを席巻し、各イベントで引っ張りだこの大人気バンドとなりました。
客観的に見ても、界隈では間違いなく圧倒的に一番人気のバンドだったと思います。

しかし個人的には、多くの異論・反論もあるかもしれませんが、あえて言わせてもらうと、
なんといってもThe Margarettesの存在意義、その素晴らしさは、
DEVOくんの書くオリジナル曲にこそあったと思っています。
個人的には、ただの上手い風の60's Girls Groupのコピーバンドなんて別に聴きたくないし、
ルックスがキャッチーなだけのバンドにも、パーティーバンドにも興味は無いです。
(注・あくまでも個人的には、です・笑)
もちろんパーティーバンドやいわゆるバーバンドの存在や、その良さを否定するつもりは全く無く、
それはそれで良いと思いますし、楽しい側面もあると思います。

しかし、個人的にはただ演奏が上手いだけの、しかもヘタクソな英語で(発音の事を言ってるわけじゃありません)
上手い人風に、本物風に歌われるヴォーカルや、そこに解釈の無い、オリジナリティの無い、
ただのコピーバンドには興味が持てないし、何より聴いててグっとくるものがありません。

でもThe MargarettesにはDEVOくんというソングライターがいて、彼の作った素晴らしいオリジナルの数々があり、
そしてそのオリジナルがある事に伴うMargarettesならではの演奏、
サウンドがありえたのではないかと思っています。
Margarettesのオリジナルは60's Girls Popにしては、DEVOくんのバックボーンであろう、
60's Beat、Beatles、Powerpop、Rock色がかなり出ていましたし、
耳に残る超キャッチーなポップナンバーの数々は、まるで本当に60'sでシングルヒットしたオリジナルナンバーを
演奏しているかのような錯覚を起こさせてくれました。

演奏、サウンド方面でも、本格的な60's Girls Group Styleのバンドの演奏としては、
やはりチープな演奏やアレンジだったと思いますし、
もしかしたら、それは出来る、出来ないの技術的な問題もあったのかもしれませんが、
それは聴く人にとっては関係無いので、
ぼくにとってはそのオリジナル曲における、Margarettesならではのオリジナリティと、
チープな演奏から来るロックっぽさ、バンドっぽさに、魅力に感じていました。

もちろんその大人気の理由や、Margarettesの魅力を語る時に、
その華やかでCUTEな女性ヴォーカル陣を欠かす事は出来ませんし、
何より、ぼくも彼女達の大ファンでした。
それらが混ざり合って、Margarettesという魅力的なバンドになっていた訳ですが、
今回、Third Generationの紹介をするにあたり、Margarettesの事を話したかった訳では無く(笑)、
ぼくが言いたかったのは、それだけDEVOくんが良い曲を書くソングライターだという事です。

Margarettesのオリジナルナンバーの代表曲、BOY NEXT DOORのライブ映像



聴いていただけば分かるかと思いますが、そのキャッチー感、オリジナル曲の良さは秀逸で、
それは、あの伝説のCHEESE~PoodlesのTAMAさんの耳にも止まり、
TAMAさんご自身の自主レーベルGirlfriend Recordsより " TAMALLEL WORLD "として、
The MargarettesとThe Ricottesとのスプリットアルバムもリリースされました。
(TAMAさんは2010年に急逝されました。心よりご冥福をお祈りいたします。)
このアルバムは、ぼくが録音/MIX/マスタリングを担当したので、手前味噌になっちゃうようですが、
実際そんな事はどうでも良くて、そんなの関係無く、
The Margarettesが残した素晴らしいオリジナル曲を聴く事が出来ます。

TAMALLEL WORLDのご購入はこちらから
http://www.amazon.co.jp/TAMALLEL-WORLD-MARGARETTES/dp/B003F8LM5Q

DEVOくんは、Margarettesではそのコンセプトから大きくは外れないようにやっていましたが、
元々はやはりPOWERPOP/PUNKやMOD REVIVAL、60's Beat、ROCKへの趣向、志向、愛情が強い方。
そのDEVOくんが、ついに好きなように自分のオリジナルバンドをやる、という事で、
 一緒に主催をしているバンド、友人ではありますが、
ぼくもある意味では今回の出演者の中で、最も期待、楽しみにしているバンドです。

Third Generationのデビューは3番目、20時20分頃からの出演です。
あ、20/20だ!幸先いいね(笑)

みなさまも、どうぞお楽しみに!

Kei / The Choosers

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