2012年2月26日日曜日

フラッシュキューブスのディスコグラフィ


フラッシュキューブスです。

ジャパンツアーです。

札幌公演です。























4月6日から11日にかけて全国4箇所、5公演。

札幌公演は4月10日!

日本に来ていただけるだけでもありがたいのですが

札幌まで来ていただけるとは、本当に楽しみです。


さて、そのフラッシュキューブス、

ご存知の方はご存知でしょうし

ご存知ない方はご存知ないでしょう。

フラッシュキューブスは

1970年代終盤にアメリカはニューヨク州、

シラキュースSyracuseにて
(シラキューズ、シラキュース、サイラキューズ、セラキュースなど
さまざまに発音される。現地ではシラキュースやセラキュースが多い。

ウィキペディアより)

活動をしていたパワーポップバンドです。


俺はニューヨークだけどニューヨークシティではない

という情報は耳にしていたので、まぁニューヨークのチョイ外れかなと

考えていたのですが、とんでもない。

ニューヨークパンクシーンの一躍を担う… 的なことも

見かけたことがあるので、すぐそばだと思っていましたが、

信頼の置けるグーグルさんで検索してみると

ニューヨークからはこんなにも離れておりました。














直線距離にして300km以上!
(注:定規を当てて測っただけなので正確ではない。)

300kmを日本サイズで見てみると

東京から北には仙台、

西には名古屋以上京都未満

三重県の津や伊勢、その辺りがだいたい300kmでしょうか。














札幌を中心に北海道規模で見ると、もう陸がないです!

東には根室と世界自然遺産知床で有名な羅臼町がりますが

北に行くと稚内を通り越して樺太に届きそうな距離です。

お国柄や人によって距離感は違うと思うので

比較したところでどうってことないのかもせれませんが

こんなに離れていたのか!

という驚きを表現してみたわけです。

地理感のない俺は、こんな直線距離だけでは

しっくりこないのでNBAのフランチャイズマップを当てはめてみよう。














うむ。アトランティックディビションということでこれだとわかりやすい!

バスケに興味のない方はこちらで。














ライナーノーツ等で書かれているように

当時は、ニューヨークやボストンで

精力的に活動していたんだと思いますが、

ニューヨークパンクシーンの…

というのはどうなんでしょうかね。

もちろんその渦の中にもいたりして

刺激を受けたり与えたりもしていたんでしょうが

その枠でくくるようなバンドじゃないのではでしょうか。

元祖パワーポップなんて呼ばれたりしていて

なるほどなと納得できるバンドですし

場所を問わず自分たちの音楽を突き詰めていて

(まぁ全てのバンドがそうかもしれませんが)

その場所が地元のシラキュースだっただけであり

活動にする際、ニューヨークが近かっただけで

ニューヨークや他の都市でも活動している

アメリカのスーパーパワーポップバンドだったのではないか

と、勝手に想像しております。


俺なんかは浅い感じでしか音楽を聴かないのでダメですね。

極端な話し、米国か英国かみたいな。

もしくは、西(ロサンゼルス)か東(ニューヨーク)かみたいな。

バンドの都市をみても、どこどこのあそこらへんかーみたいに

適当なイメージで終わらせないで調べることも大切ですね。




話をフラッシュキューブスに戻して、ディスコグラフィを。

1978年の1stシングルがこれ




















Christi Girl b/w Guernica & Got No Mind
パワーポップクラシックの大名曲です。


翌年の1979年にリリースされた2ndはこちら




















Wait Til Next Week b/w Radio



この2枚5曲のリリースでフラッシュキューブスとしての
活動は一旦休止してしまいます。


そして時を経て1997年
Bright Lights




















当時の未発表曲と90年代前半に録音された
フラッシュキューブスコレクション。国内盤は2001年発売。


Live in Japan






















2002年の初来日を収録したライブアルバム。


2003年に1stオリジナルアルバムBrilliant。





















LPでもCDでも。





ANTHOLOGY 




















未発表含む2枚組LP 2004年発売。



A Cellarful of Boys: The Basement Tapes,1977-80



















タイトル通り1977~1980の未発表音源。
2009年。




フラッシュキューブスのキャリアとしては

これらの音源があります。


1st、2ndシングル共に

これぞパワーポップという大名曲です。
















Christi Girlの甘酸っぱい感じや

Wait Til Next Weekの3コーラスで3人が

前に出てくるパワフルな感じ

はたまらないものがあります。


ひとまず

ディスコグラフィーと1970年代の映像を紹介し、

続きはまた後日。

次回はメンバーの紹介などを。。。



投稿:元ポール(3rd Generation)

2012年2月18日土曜日

一旦CMです。

連投が続きます。またまた元ポールです。

こちらのブログ、最近は完全に私物化しておりますが

次こそはフラッシュキューブスのことを書こうと思います。


先日、カンフー映画を観る会に招かれまして、

セイノさんと戦ったときの写真を後日いただいたら

なかなか面白かったのでジングルを作ってみました。






それから

ザ・コークスワンマンライブのWebフライヤーを

TAMLAさんのマネをして作ってみました。

完全に非オフィシャルです。























わざわざ発表するようなもんじゃないですが

コークス頑張れ!ってことで。





投稿:元ポール(3rd Generation)

2012年2月14日火曜日

俺はこのライブを心待ちにしていたのではないだろうか

東京で活動しているロックバンド

THE COKESのボーカル、TAKUMI G Licenseのブログ

すこぶる面白い。

こちらのブログはバンドのものでありながら

TAKUMIさん個人のブログでもある。
















THE COKESとは個人的にも付き合いがあり

第2回目のロックショウにも出演していただいた間柄だ。

そのTHE COKESが初のワンマンライブを行うということで

TAKUMIさんがそれまでの軌跡をブログに綴っている。

THE COKESのメンバーとの出会いや結成秘話も当然ながら

TAKUMIさんがバンドを始めようとするところまで遡り

かなり赤裸々に綴られている。

その軌跡は現在、第9話まで進み

1stアルバムのリリース前まできている。

これまでアルバムは3枚出ているし、2002年の話しだから

まだまだ続くだろう。

今後の展開が楽しみだ。


THE COKESとの出会ったのは1stアルバム。

出会いとは言えないが、こちら側が

一方的にそのCDを聴いたということになる。

それは、ある7incの購入を目的に行ったレコード屋さんで

目当ての商品のすぐ横にたまたま並んでたことがきっかけだ。

この偶然のようなきっかけがすごいと言いたいわけでもないし

この偶然があったからこそ…

みたいなしょうもないことを言いたいのではない。

何かしら気になったのか、たまたま懐具合がよかったのか

どういうわけか買ったという事実だけである。

聴いてみた。

良かった。

衝撃をうけた!感動した!感化された!

そんなものではない。

純粋に良かった。

それだけだった。

それは

仕事帰りの夕焼けが綺麗だった とか

バスタブに湯をはって久しぶりに浸かった みたいな

生活レベルでの、極々ニュートラルで特別な感情のない

「良かった」だったと記憶している。

こんな表現だと、つまらなかったとか

批判的にとられるかもしれないけど

そうではない。

Love ElevationはTHE COKESを代表する曲だし

QUINCYの曲、Don't Knock On My Doorは

どこかもの悲しさの漂うTHE COKESにぴったりのカバーで

大好きなアルバムの一つである。


そんなきっかけから、ライブに通うようになり

話をさせてもらうようになり

デモ音源なんかもいただき

飲みに行くようにもなったんでしょう

2ndが出、3rdもリリースされ

ここROCKSHOWにも出演していただき

今年の春、いよいよワンマンライブだ。


















THE COKESのコレクションを引っぱり出してみた。

同時に脳内の思い出も引っぱり出してみた。

が、記憶が曖昧。笑

1stをどうやって買ったかは記したように

それ以降のあれこれは覚えていても

いついつどこどこでというような事は覚えてない。

あのライブはいつだっけ?

あれ?I need teen music見あたらない!

そもそもこれらの音源はどこで入手したんだっけ?

ま、いっか。



THE COKES最大の魅力はなんといっても

あのTAKUMI節だろう。

TAKUMIさんだなぁ!というあれらの曲こそ

THE COKESのオリジナリティだ。

クセがあり好みも分かれそうなTAKUMI節だが

それプラス、ギターOGAWAさんの抜群のセンスが加わり

フロント二人のタッグがTHE COKESを

唯一の存在にしているのではないだろうか。

もちろんバックもだ。

ベースは4代目ライセンス、

ドラムは3代目ライセンスで

どの時代を切り取っても最高だし

今の時代こそ最高だし、いつだってTHE COKESだ。

フロント二人の話だけになって申し訳ないが

この二人のバランス感や絡み具合や存在感、

そして二人がかもし出す真のオリジナリティ

それらがダイレクトに心へ響いたんだと思う。

そんなTHE COKESの魅力が最大限に表現されている

セカンドアルバム「HEAT WAVE」が世に放たれたとき



Love Too Lateという絶対的なヒット曲ができたとき

ヒット曲といっても流通にのって数字を残したというような

いわゆるところのヒット曲ではなく

キャッチーで耳に残るようなクセになる曲であり

たとえ規模が小さかったとしても

THE COKESのライブを見に来たお客さん全員が期待し

それを見るために会場に足を運ぶような曲。

その2つの出来事は本当にうれしかった。

その2つの出来事は他人事ながら自分のことのようにうれしくて

心の中でガッツポーズをしたものだ。



そんな個人的な思い入れの強い

THE COKESのワンマンライブは

2012年3月9日、下北沢シェルターにて。























画像はTAMLA氏によるデザイン。(このTAMLA氏の説明も必要だがとりあえず)

非オフィシャルだけど

一応TAKUMIさんの了承は得ているとのこと。



俺はこのライブを心待ちにしていたのではないだろうか。

音楽やバンドに求めるものは

それぞれ、いろいろ、各々あるだろう。

俺に価値観を与えてくれたバンドという点では

これ以上のバンドは存在しない。




投稿:元ポール(3rd Generation)

2012年2月9日木曜日

実際の空気感こそが真実

最初に告知を

THE FLASHCUBESジャパンツアーの

フライヤーが届きました。

街でみかけたら是非お手にとってください。

札幌公演は4月10日!



















前回のROCKSHOWにゲスト出演してくれた

THE THANKSが主催するライブイベント

「KARATE」に行ってきたのだ。

さすが地獄の軍団、やることが違うゼ。

高校生(いたのかどうか知らんけど)入場無料の

なんと酒、飲み放題!

そんな甘い誘いに乗せられ行ったはいいが

そこには当然、地獄の洗礼が…

人気(地獄)バンドだけあって、

まぁファン(亡者)の多いこと。

六道の辻と思わしき階段では

ちょっとそこ通してください地獄だし

やっとたどり着いた

会場となる地獄の入口、閻魔の庁では

予約リスト(別名、閻魔帳)に名前ない地獄。

しょうがないからKさんのバミリを勝手に使って

無事に入獄した矢先

期待の飲み放題カウンターでは

正塚婆の何代先の孫にあたるのかわからない

コスプレしたバーテンちゃんから

ビール他(鬼ころし含む)、完売につき焼酎しかございません地獄。

そしてフロアを見渡せばこれ以上ない地獄絵図

ダイバーが出没しちゃったり

そこは地獄八景、まさに亡者の戯れ。



そんな冥土ネタはさておき

THE THANKSがカッコ良すぎたのだ。

いや、わかってる。

前々からカッコ良いのはわかってた。

先代ベースの抜けた穴に

KAMIさん(奥さんや女将さんの類ではない)が

加わったのは、はっきり言ってズルイ!

あんなもん無条件でファンになってしまうわっ!

THE THANKSは個々それぞれスゴイ。が、

それにフィットしてしまう

KAMIさん(神という意味ではない)もスゴイ。

それでもってあの美貌だからもうお手上げだ。

容姿だけを褒められるのは、ご本人も

バンドとしても不本意だと思うけど

それは楽曲やバンド全体の良さが大前提にあってのこと。

本当に素晴らしいバンドだ。


前置きが長くなりました

その地獄ライブを勝手に撮って

勝手にアップロードしたので

貼っておきます。

United States of なんとか
↓  ↓  ↓
http://www.youtube.com/watch?v=3o9tQKdf89U


わかってる。余計な加工したのは申しわけない。

でも今回はこれでいかせてもらうゼ。

THE THANKSよ、いつも最高のライブをありがとう!
(スーパー上から目線 from 極楽浄土)



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しかしインターネットってのは伝わらないな。

良くも悪くも受け手の想像力に委ねられるところがある。

動画投稿サイトなんかは本当にありがたいけど

その映像だけで全てを評価するのは本当に愚かなことだ。

全てのことに当てはまるのかもしれないけど

ここはバンド(ライブ)だけに限って言わせてもらうと

やっぱり体験してこそだと思う。

体験した実際の空気感こそが真実だ。

つくづくそう思う。


PS

革ジャンが似合う女の子はカッコ良くて大好き。

でも革ジャンを着ているからカッコ良いのではない

ロックを纏っているからカッコ良いのだ。



投稿:元ポール(3rd Generation)

2012年2月1日水曜日

祝 一周年!

Kさんが経営しているギター屋さん

Teenarama!が先日、一周年を迎えました。

このブログを通して俺からKさんへ

お祝いを伝えるのはおかしいのですが

改めまして、お祝いの念を込めて投稿します。


先日、一周年を記念したパーティが開催され

うちのリーダーが弾き語りをしたり

弾き語るDEVO (撮影、提供:Kさん)























うちのドラムが冷たいアイスと

温かいトークを手土産に参加したり

大勢のゲストの方々がいろんなお祝いをしていたそうで

大変盛り上がったということでした。

参加できなかったのが本当に残念であり

せっかくのご招待をふいにしてしまったことを

申し訳なく思っている次第であります。


みんなから愛されているTeenarama!のオープンに際し

1年前、僭越ながらわたくしも

開店準備のお手伝いをさせていただきました。

Kさんの奥様、まゆみさんからは、常々

「元ポールくんがやってくれたから」

「元ポールくんが作ってくれたから」

と、持ち上げていただいておりますが

実はそうではないんですね。

確かにお手伝いはさせていただきました。

しかし、あくまでもお手伝いです。

あのポップな内装はKさんとまゆみさんが考え

Kさんとまゆみさんで仕上げ

愛のあふれる素敵なお店になったわけです。










時間さえあればKさんとまゆみさんだけで作れるものを

どうしても、いついつまでに

オープンしなければならない

という事情があったようで

お手伝いさせていただいたわけです。

あくまでも時間の問題であり

技術的なことではないんです。

もしKさんが内装をできないのに頼んでいたならば

確実にお断りをしていたでしょう。


Kさん塗る























実際に俺は仕上げの工程には

いっさい手を出していないですし

全ての工程において

1から10まで手がけた箇所なんて一つもないんです。

大変だったお店の入口も寒い中

Kさんがモルタルを削(はつ)るところから入り

木工事、塗装、そしてまゆみさんのカッティング

そして独特のペインティングによる仕上げ

みんながいつも座っているカウンターだって

仕上げはもちろんのこと、木工事もまゆみさんが

インパクトドライバーを手にとり、ビスを打ってます。










最初の打ち合わせの時

そこそこのプランしか練っていない上

材料の把握もしていない中、

「一週間で内装を仕上げたい」

と聞かされた時は

マジかこの夫婦!!!!!

と内心思ってしまいましたが

一週間では当然仕上がらないまでも

なんとかプレオープンに辿り着き

そして先日、一周年を迎えたわけであります。



こんな事を投稿するのは

俺がやってやった感を出すような行為ではありますが

そうではなく、俺がお店にお邪魔している時ならまだしも

居ないときにも第三者へ「元ポールくんが…」

みたいな事を言っているようなので

そうではないんですよという言い訳で投稿しました。

ちょっと大袈裟な投稿になってしまいましたが

あの時は大変だったけど楽しかったねっ!

と、1年前の事を思い出してます。

1周年おめでとうございました。







まだ行ったことがないとうい皆さま、

ギターのご用命は

売ってよし買ってよしのティーナラマ!へ是非!!
http://www.teenarama.jp/



投稿:元ポール(3rd Generation)